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借り物の町と借り物のわたし(1)

03 01, 2009 | Posted in 小 説 | Thema 小説・文学 » 自作小説

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その日の朝は霧が立ち込めていた。

今思えば、それが一番不思議だったのかも知れない。
ただ、通勤に急ぐ私の中では、自転車を漕ぐその足取りが重かった程度で、
それは、あまり大きな問題にはならなかった。

「いってきます。今日は締め日だから遅くなるよ。」

わたしは経理部に所属している。今日は月に1回の締め作業のため、
ほぼ決まって残業となる日なのだ。
寒そうに腕組みする妻に、私はこう言った。

「いってらっしゃい。気を付けてね。」

妻も慣れたものなので、それについては特に何も言わない。
帰れば、サランラップに包まれた冷えた夕食がわたしを待っている。


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