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借り物の町と借り物のわたし(3)

03 02, 2009 | Posted in 小 説 | Thema 小説・文学 » 自作小説

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銀行横の路地を通り抜け、自転車置場を目指す。
寒そうにコートの襟を寄せるサラリーマン。大きなスポーツバッグを肩に掛けた学生達。
見知った顔に出会わない朝。

自転車置場に着いた時、わたしは違和感の正体に気が付いた気がした。
いつもの自転車置場は工事中となっており、受付の横に貼り紙があった。
「2月23日まで工事中です。ご迷惑をお掛け致します。」

わたしは、電車に乗り遅れることに焦りながら、貼り紙をじっと見た。
貼り紙には、駅から歩いて2分程の場所が、臨時駐輪場になっていることが記してあった。
「ちっ、仕方がないな。くそっ。」
軽く毒づきながら、臨時の置場へと自転車を向けた。

わたしは自転車を一旦止め、上司にメールを送ろうとした。
「申し訳ございません。電車に乗り遅れました。少し遅れます。」
実際に乗り遅れた訳ではないが、もう既に間に合わない。
連絡しておけば、少しは焦る気持ちも納まるかと思ったが、送信しようにも、
わたしの携帯電話は圏外表示になっていた。

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