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借り物の町と借り物のわたし(4)

03 03, 2009 | Posted in 小 説 | Thema 小説・文学 » 自作小説

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「こわれたのかな...」
不運な時は不運が続く。朝のテレビ番組の占いの結果は見ていなかったか。
とりあえず、乗り換え駅で連絡を入れるか。
そう思い、改めて自転車のペダルを漕ぎ出した。

見知った場所の筈だった。いや、結局のところ、そう思っていただけだったのだが。

漕げども漕げども、駐輪場に辿り着かない。
道を間違えたか。さっきのタバコ屋の横の路地を潜り抜けたりしなければ。

正直、余り自信はなかったが、焦る気持ちが、余り慣れない路地でのショートカットを選ばせた。戻ればよかったのだが。

焦る気持ちと変な自信。思えば、わたしは極度の方向音痴だった。
ここを右に曲がれば、三叉路は左斜め、次の交差点は真っ直ぐと。
何故か自信たっぷりに、わたしは引き戻せない程、間違えた道を突き進んでいた。

「どこだここは。」
冷や汗か、長時間自転車を漕ぎ続けた汗か。(といっても、ほんの20分程度だが。)
ワイシャツの襟元を濡らす不快感に、目を顰めながら、わたしは辺りを見渡した。

少し高台になったその場所では、登校中の小学生のお揃いの黄色の帽子が目立つ。
「小学校なんかあったっけ。」


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